WORKS 実績
HOUSE
古民家改修Y
古民家の用途変更(住宅→宿)。
現オーナーが祖父母から受け継いだ築100年以上(それ以上は記録がなく追えず・・)の武家屋敷。
武家屋敷らしく、広い敷地に大きな庭が特徴的。
崩れかかった土塀に囲まれた庭には、多くの果樹が植えられていたが、今回の計画に辺り、
夏みかんを一本残して果樹はさっぱり。
建物は、長年の間に何度も手が加えられたらしく、増築のあとがいくつも見られる。
増築箇所を丁寧に追うことで、自然と改修の方針は原形に向かう。
中洲という立地より、更には長年の風雪により、躯体の沈下や劣化があちらこちらに見られる。
更には蟻害。
地元の工務店「やまね建築」山根さんと相談しながら、工事を進める。
残さなければいけないもの、変えなければいけないものの線引きをできるだけ丁寧に考える。
ここにあったはずの暮らしや景色を思い浮かべてみる。
雨はどんなふうに降っていたのかな。
庭にごろごろ転がる石。
元々どのように使っていたんだろう。
この形ならアプローチに使えるのかと、
新築設計の際にはあまり使わなかった頭を使う。
改修では図面で考えるよりも現場で考えることが多い。
もし図面で完璧に考えるなら、調査がもっともっと必要だろうな。